観光列車で行く秘境山女釣りツーリング

今回は熊本県多良木町の槻木集落に行ってヤマメ釣りをしてきた記事です。

鹿児島中央→人吉

鹿児島中央から輪行して人吉まで向かいます。鹿児島中央から人吉間は吉松~人吉間の運行が一日5本、内2本が観光列車しんぺい号です。その中でも駅での乗り継ぎ待ち時間が短くなるのは鹿児島中央941分発のみとなっています(隼人で13分待ち)。特急を使えばもう少し変わります。

鹿児島→隼人間は海岸沿いに桜島を眺めながら電車は快走していきます、隼人でディーゼル車に乗り換え本格的に山へと入っていきます。途中畑作業している人たちがいると手を振ってくれる人もいるので山間の狭い田園風景を楽しむ。

そして吉松駅で今回の目玉の一つである観光列車しんぺい号に乗り換えます。観光列車ですが特急ではないため一部の自由席は指定券無しで乗れます。ゆっくり車窓を楽しみたい場合は指定席推奨。本格的な山岳列車で途中日本三大車窓の矢岳からの車窓、矢岳越えや大畑ループなど見どころが多いです。晴れた時は車窓から桜島が見えるそうですが自分はまだ見たことがありません。途中各駅で土日は地元の食品ゆで地卵3100円やあんこもち100円などを売っているので買って食べながら行きます。

 

人吉→多良木町槻木地区

人吉駅から多良木町へ向かいます、道中にコンビニ・ドラッグストア等があるので必要な食料・雑貨などを購入しておきましょう。集落には商店が1件のみありますが嗜好品等の品揃えは少ないです。もちろん自転車店も少なく人吉の球磨サイクルさん以外だとチューブ等の消耗品すら入手に困るので準備してから行きましょう。

緩やかなアップダウンを繰り返す国道219号を水上村方面へ走ること約20km多良木町へ到着します。今回は休校中の槻木中学校教室を一部改装したふるさとの森休養施設に泊まるため多良木駅のすぐ近くにある町役場に寄って申込書を受取り記入して施設の鍵を借ります(要印鑑)。今回はそのまま宮崎側へ抜けるため槻木地区の集落支援員の方へ使用後に預ける形で借りました。

多良木駅前の多良木交差点から県道143号に入りしばらく平地と緩やかな上りを進んでいくと正面に山が見えます。道はそのまま川沿いに山に入っていきます。川沿いの道を登りきると本格的な山岳に道路は入り一部1車線のつづら折りの峠道です。登りきるとトンネルがありトンネルを越えると後は集落まで少し急な下り坂をしばらく下ります。集落に近づくと再び川沿いの緩やかな下りとなります。途中左手に槻木地区唯一の商店かつ簡易郵便局の松本商店があります。遊漁証もここで売っているため翌日のヤマメ釣りのため購入します日券1000円。開店時間を聞いたところ一応起きたら開いているとの返答夕方はおそらく早めに閉めると思われます。そこから少し走ると多良木小学校が左手に、通過して右手の橋を渡ったところが今日の寝床となるふるさとの森休養施設です。鍵を借りておけば中学校の教室内に畳を敷いたところで寝ることが出来ます布団等ないため寝袋とマット持ち込み推奨。100円で5分出るコインシャワーがあります。これが地区唯一の宿泊施設です。

連休最初の土日となりましたが、2泊している間に他の利用者は誰もいませんでした(正直1人で教室お泊りは怖かった)肝が座ってない人は2人以上で行くのをおすすめします。

 

ヤマメ釣り

2日目は出発2日前にしたぎっくり腰の調子が1日目に若干悪化したので丸一日ヤマメ釣りをしながらゆっくりしました。集落内~下流までどこでもヤマメはいるようで本流数カ所と枝一本を登っていく形で釣り歩きました。小学校前でも十分釣れますが標高の問題かウグイが混じるようです。正解の餌を見つけたのが夕方地元に人が釣りに来た時に飛んでいる虫を餌にする事を最後に知り結局ヤマメは2、ウグイ3程度と渋い結果になりました。川幅もあるためフライをやっても面白そうだと感じました。朝釣れた一匹目のヤマメは少し小さいためリリース、その後夕方まで釣れず・・・最後に釣ったヤマメとウグイは夕飯の塩焼きに。ウグイは若干臭みがあるも水がきれいなので十分いけます。

ヤマメうめぇ・・・臭みも皆無で次回は頑張ってまた釣りに来ようと思える味でした調味料は自分で持っていく必要があります。

 

また、地区には1件槻木小学校内に飲食店槻木の味どころ まなびやがあり、土日営業とあり、平日でも10人以上からは予約で開店するそうです。土日だから開いていると思っていたら要予約・・・慢心ダメ、絶対。予約必須のようでした。

くまもと経済ニュースの記事よりキノコご飯、イノシシ汁など槻木産の食材を使った料理が食べられるそうです。

多良木町HPより槻木の味どころまなびや 完全予約制
TEL0996-44-1123
 携帯TEL080-5203-7270

 

多良木町槻木地区→ビタミン高岡

翌日腰の調子もかなり回復でき順調に宮崎方面へ下っていきます。途中文化財の槻木四所神社・大師堂に参拝して再び川を下っていきます。下りきると国道265号に合流するので小林方面へ向かいます。本命ルートの綾北ダムから川下りは全面通行止めとなっていました。ダムカードをもらいにダムの管理所までは道もきれいなため車で行けるようでした。

小林方面の難所輝峰峠、国道ということもあって比較的緩やかな登りでした。途中絶景ポイントがいくつもあるので走っていて気持ちがいい道路です。峠を越え下ると小林市須木地区へたどり着きます。槻木から須木の集落がある地区までの区間33km程度は補給ポイントがないため槻木出発の時点で飲水は多めに積んで置く必要があります。最低でも1L以上。須木下田から県道26号線へ入り小野湖・綾南ダムの脇を通り綾川渓谷沿いに下っていくと下りきる頃本庄川へ合流、そのまま川沿いに下り本庄橋を渡り県道17号、大淀川沿いのセブンイレブンを右に曲がりこの日は道の駅高岡ビタミン館まで行きました。

 

最終日 鹿児島へ
県道17号を通り清武で日豊本線と並走する国道269号に合流、青井岳越えをして一路鹿児島へ向かいます。途中道の駅山之口にあるレストランあじさい館で今回のツーリングで初めて飲食店へ寄り食事をすることに。名物しいたけ南蛮定食980円を食べました。チキン南蛮より美味しいとの表記のとおり厚みのあるしいたけとあまからい味付きの衣、かかったソースがマッチしこれが本当にしいたけなのかと感動する一品でした。また、付け合せの漬物、しいたけ入りの茶碗蒸し等付け合せが多くボリューミーな定食です。他にもしいたけ南蛮丼や通常のうどんそばなど比較的手頃なメニューでした。

食事を終えて走り続けると都城市を通過し今回最後の登りとなる。霧島市牧之原までの緩やかな登りです。登りきると急な下りが8km海の近くまであり下りきると国分です。今回は体力の消耗もきつかったため隼人から再び輪行して鹿児島中央へ戻って今回のツーリングは終了しました。


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